「井の一」は、大阪天下茶屋にて昭和10年創業の炭火手焼おかきの老舗です。
 
屋号の由来は歴代店主の名前から。
先代の「井端一郎」、そして現店主の「井端喜代一 」の名前をとって、昭和51年に「井の一」としました。 
 
今では珍しい自然乾燥や炭火での手焼きなど、昔ながらの製法を守りつづけ、今年で創業80年。そんな「井の一」の歴史を紹介します。
 
 
■昭和10年
 故井端一郎、当初に於いて米菓(おかき)製造業を開業。
 
■昭和51年
 屋号変更。「井端商店」改め「井の一」とする。
 
■昭和52年
 第19回全国菓子博覧会に於いて、全菓博大賞を受ける。
 (昭和48年第18回には金賞を受賞)
 
 
 
■平成 2年
 卸売・自店販売に加え、百貨店業界において「炭火手焼おかき」専門店としての販売を始める。
 
■平成 8年
 近鉄百貨店あべの本店和菓子売場にて、常設店営業開始。
 
■平成 15年
 大阪市住吉区にて、住吉帝塚山店開店。
 
■平成 19年
 卸売から完全撤退。弊店製造品は、すべて「井の一」商品としての販売となる。
 厚生労働大臣舛添要一氏より、食品衛生事業の功労に対して「厚生労働大臣表彰」を、店主井端喜一郎に授与頂く。
 
■平成 21年
 近鉄百貨店あべの本店和菓子内「井の一」を、建替終了(平成26年春予定)まで休止。
 
■平成 22年
 11月1日付けで、株式会社井の一として法人化。
 
■平成 23年
 5月、JR三越伊勢丹大阪店B2和菓子売場に「炭火手焼おかき井の一」として出店。
 
■平成 25年
 5月 帝塚山店を移転。店舗は阿倍野ハルカス店へ。事務所は新設を検討。
 6月 近鉄百貨店阿倍野ハルカス本店和菓子売場に「炭火手焼おかき井の一」として出店。
 7月 住吉事務所新設。
 
■平成 26年
 5月 大阪産(もん)名品に、「手焼きの香」認定される。
 
 
 
 9月 大阪市住吉区に、喫茶併設和菓子「月輝(つき)」を姉妹提携店として協力。
 
■現在
 4月 創業80年。伝承製法の炭火手焼おかき専門の製造販売店として営業中。
 
 
■メディア掲載
 
 
 天下茶屋には「井の一」のあられの香ばしい香りが
天下茶屋には「井の一」のあられの香ばしい香りが
 
蒸した佐賀のもち米を石臼で丁寧に杵つきし、干しエビ、ゴマ、青海苔、豆などをまぜた生地を寝かすこと3-4日。土佐備長炭を使って手焼きしたおかき"手焼の香"は絶品。味付けはもちろん、決め手の乾燥にも
長年の勘が活かされている。
 
●井の一の詳しい紹介はこちら