大阪産(もん)名品の会


大阪産(もん)名品の会

大阪産(もん)事業者の歴史


株式会社 佐々木製菓


 


佐々木製菓の創業は1929年。大阪市浪速区大黒町で先代の佐々木信義個人にて金平糖などを製造する掛菓子製造会社を創業。当時はチャイナマーブル(キャンディー)と金平糖を主に製造していました。

1954年に丸信製菓株式会社を設立。焼菓子(マコロン)の製造なども開始。

1957年に称号を株式会社佐々木製菓に変更し、1965年には半生菓子(栗ボーロ)の製造を開始。1981年にはチョコレート菓子(チョコアーモンド)の製造を開始しました。

現在は金平糖とチョコレート菓子を製造しています。


 


チョコアーモンドも金平糖と同じように職人が釜で製造を行います。それ故に大量生産では出来ない味のバリエーションが可能になる点が特徴です。チョコアーモンドは「チョコ掛け屋」というブランドを2013年に立ち上げました。かわいいイラストのレトロなパッケージが特徴です。


 


大阪産(もん)に認定されている、昔から愛されてきた商品「こんぺいとう」。

金平糖を製造する機械の『銅鑼(どら)』は大阪で量産されたと言われており、大阪には現在でも金平糖製造会社が日本で一番多く残っています。そんな金平糖を未来につなげるために、もっと多くの人に楽しんでもらえるよう、2019年には香料を使用せず自然素材にこだわった金平糖ブランド「金平堂(KONPEIDOU)」を立ち上げました。かわいいパッケージも相まってプチギフトなどに沢山ご利用いただいております。その後、2022年にはお子様に喜んでもらえるブランド「こぐまスター」を立ち上げました。


 


これからも、みなさまの疲れを癒し笑顔をお届けできるような菓子を目指して、職人が心をこめて金平糖・チョコレート菓子を丁寧に製造・販売して行きます。


 


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旭屋製菓 株式会社

創業者の小柄與三は、第二次大戦後の昭和24年に世界遺産合掌造りで有名な富山県平村(現・南砺市)より来阪、製飴の職に就きました。昭和27年より砂糖の統制が撤廃になると菓子業界は活発な動きを見せるようになり、弊社もその波に乗り、前身となる旭屋甘納豆製菓所を阿倍野区で開業。甘納豆製造を開始しました。
その当初は順風満帆とは行きませんでしたが、当時闇市跡から商店街となった鶴橋や天王寺から近い立地もある事からお得意先様にも恵まれ大阪の地で成長を遂げることができました。その後の自動車などの普及から運搬が容易となり、昭和48年に当時の都心部よりやや離れた現在の平野区に移転、現在も本社機能を担っております。
弊社が所属している大阪府甘納豆協同組合の会員数も過去には最大30社を超えておりましたが、2023年現在、弊社を含めて2社となっております。他社へのOEM供給を行える規模での製造を行っているメーカーは、大阪では弊社のみとなってしまいました。
現在、日本最大のコリアンタウンである御幸通りや鶴橋の商店街では、昔から『シルトック』という蒸し餅の材料としても利用されており、加工食材としても切っても切り離せないものとなっているおります。

 

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三晃ソース 株式会社

1950年  食品問屋として事業を始めソース作りも並行して着手
1985年  ソースの製造一本に絞る
2022年  大阪産(もん)に登録・大阪産(もん)名品に認定される

 

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株式会社 ふじや


 


大阪ミナミの法善寺横丁。石畳の細かい路地に肩寄せあうように店が立ち並び、夜は提灯の明かりがほっこりとした情感をかもし出す、旧き佳き時代の大阪を感じさせる名所です。その法善寺横丁の一角で、昭和三十年代に手焼きおかきの店を開いたのが「法善寺あられ」の始まり。母体は大正九年に内藤彦三が創業した「藤屋珍味店」。浪花で愛される名物を世に出したいと思い立ち、あられの製造販売を始めました。当時あられ・おかきの専門店は少なく、本格的な手焼きのものは高級品でした。大阪ミナミ界隈で、酒席のおつまみに「法善寺あられ」が珍重され、隠れた銘菓として評判に。舌の肥えた旦那衆に育てられ、贈答品や手みやげにと「法善寺あられ」の美味しさが広まっていきました。もち米の蒸し方からこだわり、細やかな火加減で焼いて、じっくり寝かせて乾燥するなど、手間ひま惜しまぬ職人技が「法善寺あられ」の身上。今も変わらず浪花っ子に愛されるあられ・おかきを作り続けています。


 


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肥塚味噌 株式会社


 



 


大正4年に同じく大阪市にある「あぼしや味噌」の玉出工場として稼働、戦時統制や大阪味噌工業組合の設立を経て、昭和26年にのれん分けとして肥塚味噌株式会社を創業しました。屋号は「毎日味噌」、戦前より関西風白味噌や天然熟成の赤味噌の製造、赤だしの加工をしており、昔ながらの製法にて「良い味噌を造る」にこだわってきました。そしてこれからも素材を厳選し、手間を惜しむことなくより良い味噌を造り続けてまいります。


 


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